マッキンゼー流  入社1年目のロジカルシンキングの本

マッキンゼー流 

入社1年目のロジカルシンキングの本

大島祥誉



オリエンテーション

  1. 論理的思考=クリティカル+ロジカル
  2. クリティカルに考え(深い洞察による自分の考えを持ち)、ロジカルに展開する(わかりやすく伝える)



第1講義 論理思考は難しくない

  1. 具体的なステップ
    1. 前提を自分でちゃんと確認する(それは本当?)
    2. 深く根拠を調べて伝える(〜だからそうだよ)
    3. 自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)
  2. 大事なことはデータやノウハウではなく、今目の前で起こっていることの真の問題は何かを見つけ出すこと
    1. 今目の前で起こっていることを俯瞰してみる
    2. そもそもその状況の中で何が問題なのかを特定する
    3. 特定した問題が「本当に問題かどうか」根拠を確認する
    4. 問題を解決するプランを立てる
    5. 実際に問題解決のための行動を起こす

 

第2講義 クリティカルに考える

前提を自分でちゃんと確認する

  1. それは本当?だから何?と自分でツッコム
  2. 相関関係と因果関係を一緒にしない
    1. 相関関係=結果的に関係性はあるものの直接的な原因と結果としての関係はないもの
    2. 因果関係=結果的に関係性があり、合理的かつ直接的に原因と結果の関係となるもの
    3. 当たり前のことも一歩掘り下げて考えてみる
  3. クリティカルな思考の3つの基本姿勢
    1. 目的は何か常に意識する
    2. 思考パターンの枠を意識する
    3. 問い続ける(So What? Why So?)
  4. クリティカルな姿勢を鍛える7つの習慣
    1. 身近な人にあえて具体的に話す
    2. 「乗っかる」のをやめる
    3. ニュースの見出しから別のことを考える
    4. 衝動買いの前に考える
    5. 事実と意見を区別する
    6. ソクラテスになってみる。問いを立ててみる
    7. 言葉の曖昧さに甘えない

 

第3講義 ロジカルに展開する

深く根拠を調べて伝える

  1. ビジネスでの会話
    1. 「何の話なのか(テーマ・論点)」
    2. 「何を言いたいのか(結論・趣旨)」
    3. 「そう言える理由は何か(根拠)」
    4. 「何をしなければならないのか(行動)」
  2. ロジカルに展開するときの3つのポイント
    1. 論理にモレがないか(広がり)
    2. 論理が深掘りされているか(深み)
    3. 論理に筋が通っているか(飛躍)
  3. ピラミッドストラクチャー
    1. 課題のテーマを考える
    2. 論理の枠組みを考える
    3. 思考を明らかにする
    4. 根拠を明らかにする
  4. ピラミッドストラクチャーのポイント
    1. 結論が課題の答えになっているか
    2. MECEミーシーを意識する、モレなくだぶりなく
    3. 縦にSoWhat? WhySo? の関係ができているか
  5. 演繹法
    1. 前提ルール(大前提)
    2. 調査観察(小前提)
    3. 結論行動
  6. 帰納法
    1. 複数の事実、状況
    2. 類似性の調査観察
    3. 推論
  7. 話す順序
    1. テーマ
    2. 結論
    3. 根拠
    4. 行動

 

第4講義 クリティカルに発想する

自分だけの深い意見を持つ

 

第5講義 クリシン+ロジシンで独創的な飛躍をする