『読んだら忘れない読書術』樺沢紫苑
感想
読んだはいいが、内容を忘れている、なんとなく“いい本”だったのは覚えているが、具体的にどこがどういいのかわからない、せっかく本から得た知識を活かしきれていない人向けに書かれた本です。
集中力の高い15分スキマ時間で本を読むこと、月に7冊は読むことを徹底しようと思った。
第1章 なぜ読書は必要なのか?読書によって得られる8つのこと
- 本は物事の全体像を順を追って体系的に学ぶことができる。
- 反対にネット情報は断片化されている。
- 情報=一年たって古くなるもの、知識=10年経っても古くならないもの
- 時間購入理論
- 本を読むことで自ら経験しなくとも先人の知恵を買える
- 料理の鉄人理論
- ライバルと差をつけるために本を読んで準備万端にしておくこと
- 月に7冊の本を読むだけで読書量が日本人の上位4%に入る
- ネット時代こそ文章力が求められる
- ストレス緩和理論
- 本を読むことでストレスの解決法が学べる
- 解決法を知るか知らないかではストレスの度合いが違う
- 6分間読書をすることでストレスの3分の2は解消できる
- 読書脳活性化理論
- 読書をすると地頭が良くなる
- 運命の一冊理論
- 読書は先人の知恵の宝庫
- 過去の経験によってでしか行動ができない、井の中の蛙にならないためにも読書
- 読書量と収入は比例する
- 他人の経験を活かすことで時間の無駄を減らし最短距離で成功への道を歩める
- 自己成長加速理論
- 読書エンタメ理論
第2章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術3つの基本
- 一週間に3回アウトプットする
※これら4つのうち一週間以内に3つはする
- 隙間時間で本を読む
- 出かける前に今日読む本を一冊決める
- 速読よりも深読みを意識する
- 議論できる水準で読む
- 内容を話せる、内容について議論できること
第3章 「読んだら忘れない」精神科医の読書術 2つのキーワード
- 「アウトプット」と「スキマ時間」を意識せよ
- アウトプット
- マーカー読書術。気づきになったところにマーカーで線を引く
- 人に話す、オススメする
- 読んだ本の名言を投稿する
- 書評を書いてみる
- 感想は当日、レビューは翌日
- スキマ時間
- 制限時間を設けて集中力アップ
- 5・5分の初頭努力、終末努力を活用し、15分のスキマ時間で読む
- 寝る前の読書は効果的
第4章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 超実践編
- パラパラ読書術
- 全体を把握する
- 本を読む目的を設定する
- 速読か精読か決める
- 知りたいところから先に読むワープ読書法
- 自分にとって少し難しいくらいがちょうど良い、ギリギリ読書術
- ワクワクする本はワクワクしている間に読む
- 著書に会いに行く
第5章「読んだら忘れない」精神科医の本の選択術
- 守破離読書術
- 守:基礎を学べる基本の本
- 破:他人の方法を学べる応用本
- 自分のスタイルを模索するための「ブレイクスルー」本
- 人が進める本を読む
- ベストセラーではなく自分軸で本選び
- 参考文献や引用から本をたどる
- 失敗しない4つの基準
- 深く、広くのバランス
- 長所伸展、短所克服
- 情報と知識のバランス
- 分散投資読書術
第6章 早く、安く、たくさん読める究極の電子書籍読書術
- 電子書籍と紙の本の二刀流が良い
第7章 「読んだら忘れない」精神科医の本の買い方
第8章 精神科医がお勧めする珠玉の31冊